Jシリーズ#2箱館山レースレポート
開催日 2007/5/6
開催場所 滋賀県箱館山スキー場
大会名 Jシリーズ第2戦
天候 雨 路面状況 泥
使用バイク ANCHOR XHM9
アイウェアー OAKLEY RADAR G20イリジュウム
結果 10位
そして週末は雨だった。
またしても・・・・・。
スカイブルーの空をバックに雄大な琵琶湖を眼下に望み、そしてJシリーズでベストビューともいえるロケーションの箱館山スキー場は、視界たったの10mの濃霧に包まれながら、シトシトと降り続ける雨がライダーたちを迎え入れてくれた。
山頂がコースとなっているため下界の駐車場からはゴンドラで登らなければならない。
開幕戦ウイナーのチームメイト辻浦と二人ゴンドラの中は静寂だった。
レースまでの時間シューズのチェックを再度行い、万全を期して備える。
そして泥の海へスタート。
タイミングを外した感もあるがまあまあだ。少しでもコンディションの良さそうな路面を選び、我先にと争いの渦へ飲み込まれた。
と、言うか我を忘れて飛び込んでいた。
上がる呼吸に重くなる脚。
「あ?、やっちまった。」
そう悟るまで5分くらいか?
不得意のスタートで、そしてそこに対してのトレーニングは今春皆無だ。
皆と一緒に行けるはずも無い。それは自分自身が一番知っている。
いや、知っている筈だった。といった方がいい。
「バンッ」と聞けばドリャっと走る。
パブロフ犬の法則だ。
フィードゾーンを過ぎた登りで、ツケを払うべく積極的にペースダウンする。
あっという間に前は見えなくなる。そして後は一列で襲い掛かってくる。
しかしそんなことはどうでもいい。
まずは自分らしさを取り戻す事が大切だ。
泥にまみれ、泥と戯れ、泥にむかつき、泥に泣いた。
そんな2時間を過ごした。
辻浦の連勝を伝える声がファンから伝えられた。
素直に嬉しかった。自分のことのように。
気がつけば最終コーナー。
2時間の間で泥のコントロールもだいぶまともになってきたかな?と思った瞬間、変化した自分に気がついた。
泥の中で遊んでいる自分。
そうえいばレースを始めた頃は泥レースが大好きだった。
それはレース中にドンドンと走りが上手くなることが出来たからだった。
近年は泥レースが大嫌いだったが、また好きになってしまったかもしれない。
そして10位でゴール。順位はともかく走りきって満足だった。
マウンテンバイク人生、泥は避けられない。
最後は泥に笑った自分がいた。
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